Illustratorを使い始めて丁度一年半くらいになるけれど、ようやく仕事になる程度使えるようになったわけで。
実はそれ以前から何度か触ったことがあるのだけれど、いかんせん目的意識を持っていなかったため「意味わかんねえ」で終わってしまっていたわけです。
結局のところパソコンに限らず何かを学ぶ時に一番大切なのは目的意識なのだと僕は思うわけです。
「パソコンでなにが出来るの?」という質問を相変わらずよくされますが、逆に「パソコンで何がやりたいの?」と聞きたくなります。
パソコンで何が出来るのかわからないのであれば、きっとそのときはまだパソコンを使う時期ではないのです。
僕はただ単に小さな頃からパソコンしか触ってなかったためにパソコンの知識が多少多いだけで、その他一般常識的な知識が大きく欠落しています。
普通の規則正しい生活を送ることすら僕にとっては困難な道のりでして、基本的に生活家電はおろか、箸すら持ってません(フォークとスプーンは彼女が買いました)
そんな僕ですから、自宅で顧客管理システムを開発しながら「ああ、早く支払わないと電気が止まるんだけど、これってコンビニで払えるのかな?」みたいな問題が起きるわけです。
基本的にアナーキーな性質を持っているため一般的なサラリーマンにもなじめず、かといってフリーランスでうまく生きていくこともお金の計算が出来ないので難しい。
早く彼女がうちに引っ越してきて俺の仕事の経理とかスケジュール的なことの面倒を見てほしいと、収集の付かなくなった仕事状況を見て思うわけなのです。
要するに僕が言いたいのは「皆にとって簡単なこと」が僕には難しくて「皆にとって難しいこと」が僕には案外簡単なことだと、結局はどこかで帳尻があうって話ですハイ。
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