みなさんフォントは好きですか。俺は好きです。どのくらい好きかって言うと、昔自作フォントを公開していて、マニアッカーズデザインのキャッチーなセンスにはまって、群馬で開催してたデザイナーのフリマみたいなイベント(名前忘れた)にマニアッカーズデザインのブースで販売していたTシャツをわざわざ買いにいったくらい好きです。
ちょっとアレなくらい好きだったわけですけど、今でもそうかと言われますと答えに詰まる部分も多分にはございますが、そんな俺が選ぶお気に入りフォントベスト5!
強引な話の持っていき方は置いといて、一応ウェブサイトに毛が生えてそれがごっそり抜けちゃったようなものを作っている人間としては、やはりTPOにあわせたフォントや、ここぞというときにきらりと光るキメフォント、今でも使うと思い出すあの思い出のフォント、僕の朝はコレ!マイフェイバリットフォント集なんてのが常に頭の奥のほうでチクチクしているわけなんです。
多種多様なフォントの世界からの選出ではなく、俺の知る世界でのお気に入りなので、みなさんの思うそれとは大きくかけ離れる場合もございますが、そこはそれ生まれ育った環境や胃腸の働きですので仕方ありません。もうあきらめましょう。
それと、俺は65%Windowsで35%LinuxでMacは全く使わないんです。ちょっと韻ふんだ。
別にポリシーとかそういうんじゃなくて、使ったことがないから即仕事で使って元を取るなんて芸当も出来ない上、置き場所も(現在常時接続が3台で半休眠が3台)ないし、買ったら仕事しないでずっといじっちゃいそうだからうかつに買えないんですよ。すいませんあとお金もないです。
だからMacの世界の話はわかりません。なんかコンソール画面にまでアンチエイリアスがかかっているみたいで(量販店ではたまに見る)凄くうらやましいです。実際どちらかといえば欲しいです。
MacMini!MacMiniが欲しい!誕生日2月7日なんですよ。もうすぐ27歳。もう大人なのでみなまで言いません。察してください。
うっかりMacに話がそれてしまっておりましたが、気を取り直していってみましょう5位。
まずはCopperplate Gothicですね。テレビは一切見ませんが映画は好きな俺の持つこのフォントのイメージは映画。
シックな映画のスタッフロールなんかによく使われてますね。装いがシックなゴシックなだけに、なんだ言いにくいな、装いがシックなゴシックなだけに荘厳な雰囲気を書体に与えます。
ゴシックホラーのオープニングロールなんかでもよく使われてますね。
さっきから使われてますねばっかで実例を挙げられない辺りで記憶力のなさを露呈してしまってはおりますが、ここら辺で4位に。
Columbusのエキゾチックなイメージに幾度となく助けられたことを差し引いても俺の中では第4位。
名前からするとエスパニョーラな頭で作られたのだとは思いますが、俺にはどうしてもエキゾチックな夕暮れビーチ的イメージがココナッツの甘い香りのように脳裏に焼きついております。それでいて全てが無駄のない曲線と直線で結ばれている洗練された部分も持っていますので、エスニックやアジアの柔らかな雰囲気を出すにはぴったりのフォントではないでしょうか。
続きましては3位のOCR A Extendedです。このフォントも様々な場所で使われていますね。6角形のかもし出すサイバーな雰囲気と、ミニマルなデザインが近未来を連想させるのか、漫画「MOONLIGHT MILE」のタイトルや、誰だったかのアルバムのジャケットにも使われてた記憶があります。読みたいと思っていた漫画のタイトルが自分の好きなフォントだったときの期待感はもの凄く、2巻までしか読んではいませんが先が気になる内容の濃さでした。今月末に11巻が発売だそう。急に揃えたくなってきた。
と言ったところで第2位。これは恐らくみんな知らないと思うLimerick-XlightCondと言うフォント。
まるでCADみたいな字体。頂点が曲線へと変化するだけでこれほどに色気のあるフォントになるのだとは、CADオペですら知らないであろうココだけの話。
モダンなスタイルに刺激を与える鮮やかな原色に彩られると、その繊細さが程よいエッセンスになるのではないでしょうか。適当ですけど。
正直ね、使いどころが難しいフォントだと思います。濃い目のエフェクトをかけるための基礎として使うのが俺のモアベター。
そんなわけでとうとう第1位ですがコレはやっぱりダントツでArial。はずせません。
このフォントは本当に美しいと思います。WinIEで言うところの11pxでBold白背景黒文字のときのあの優雅なアンチエイリアスのかかった曲線が全てのバランスを整えます。マルチなサイズで生かせるかといわれればそれは難しいだろうと答えるしかございませんが、それでも今の時代暗黙的な標準フォントサイズ11pxでのあの美しさは俺のフォントワールドでは別格です。変に凝ったデザイナーズフォントよりも、白地に黒文字のArialの方が何倍も力強い表現ができるんです。あのフォントには表現に真実味を持たせる説得力があると俺は思います。なんてことを俺が言っても説得力がないですよね。
と言ったところで今日の笑点お開きにいたします。
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